アルカディア暦 920年 火竜の月 - 第 1 週
今日から冒険のはじまりー。
まだ右も左もわかんないけど、師匠に課せられた冒険だから頑張らないと………いけない、のかな。正直しんどい………けど頑張るよ、カー師匠を超えないといけないもんね。
道端に小さなほこらのようなものを発見した。
これは何かを奉っているものなのだろうか・・・。
よく見ると、4大浮遊大陸の1つ「魔導都市ヴェゼリア」で
発足した竜術ギルドの紋章が描かれている。
噂で聞いたことがある・・・。
精霊の源、竜術を行使するものにとって必要不可欠なマナ、
これらが集束し結晶化しやすい場所がある、と。
ここがその精霊の集う場所なのかもしれない。
中を見てみたが極小さな粒状のものが落ちているだけで、
とても持てる状態の物ではない。
このほこらの効力によりマナ結晶になりやすくなっている、ということだが、
今はまだ採取できる状態ではなさそうだ。
………な、なんだこれ??;
これが噂で聞いたマナ結晶かー。装備を強くしたりするためのものらしいね。うーん、取れそうで取れないや。えーぃ、こうやってこうやって、ここをこうこうこう………。
立ち去ろうとしたその時、レファイムが進み出て何やら印を結び始めた。
生産を生業とするクラスに伝わる集束化の方法らしい。
Σ生産を生業とするクラスに伝わる集束化の方法
まだそんなの師匠から習ってないよっ!! あとで師匠に、「教えてないことを勝手にしちゃだめっ」と怒られた(´・ω・`)
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